私たち弁護士に何ができるんだろう・・・?
遺族の方の願い「あの子を返して」「あの人、あの子に遭いたい」には、応じてあげられない・・・
だから、せめて、「なんでこんなことに・・・」「一体何があったの?」という知りたい気持ちには応えたい・・・
もっとも、本当に何があったのか、全てを知る術はないけれど・・・
できるだけ何があったのかを一緒に探していくことはできます。
情報開示請求や証拠保全などの法的な手続きを利用し、亡くなった方に一体何が起きていたのか、調べることもできます。
「今後、どうやって生活していったらいいの?」などの不安についても、遺族年金などの制度について説明し、安心して生活できるようにアドバイスします。
労災請求手続き、大家さんからの損害賠償の請求、住宅ローンなどの借金への対応、生命保険の請求などについては、当弁護団の弁護士の腕の見せ所です。
そして・・・
遺族の方が思い悩む損害賠償請求・・・
働きすぎやパワハラ、いじめなどで亡くなった場合、会社や学校、加害者への損害賠償請求についても、証拠集めに尽力するとともに、裁判例や今までの経験を踏まえて見通しを行い、訴訟を提起するかどうかについて一緒に考えます。
「先生、娘の命の値段を決められるみたいで・・・なんだかやりきれないです」
「裁判しても、あの子は帰って来ないし・・・」
「裁判することで自殺(自死)したことが知られるのがこわい・・・」
「これ以上つらい思いはしたくない・・・」
などの不安な声にもしっかり対応し、遺族の方の生活を守りながら、遺族の方に寄り添いながら、訴訟手続きを行います。
当たり前のことですが、遺族の方が望まないことはしませんのでご安心ください。
私たち弁護士にできる遺族支援とは・・・
「遺族の方の声にしっかりと耳を傾け、弁護士としてしかるべき対応をすること」
そう思っています。